四季を通して様々なお花を楽しめる滋賀県の琵琶湖湖畔。たくさんの春を代表する花の中にノウルシが群生する所があるというので行ってきました。
滋賀県・高島市。琵琶湖岸の桜の名所「海津大崎」や「びわこ箱館山ゆり園」、「メタセコイア並木」など有名な名所が目白押しのこの地域、秋には彼岸花もたくさん咲きます。そんなビッグな名所に隠れるように、春には綺麗なノウルシが咲き誇る場所があるというので行ってきました。
4月から5月にかけ、鮮やかな黄色い花を咲かせるノウルシ。トウダイグサ科の多年草で、茎や根を切ると漆に似た白い液体(乳液)が出ることから、ノウルシと名付けられたそうです。湿地に生える多年草ですが湿地の減少とともにノウルシは数を減らしていて、現在では準絶滅危惧指定されてます。
菜の花のような黄色ですが花の形や生え方がまるで違います。向こうに見える琵琶湖ブルー、葦原とのコラボレーションは春のこの時期にしか見られません。
琵琶湖湖畔に咲き誇る綺麗な桜を眺めに行きがてら、鮮やかな黄色い春もいかがでしょうか。
※撮影機材
カメラ;SONY α6400
レンズ; Vario-Tessar T*E16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z