今大人気のオールドレンズ、ヘリオス44を買ってみました。
なんだかんだで結構長いことカメラやってますが、これまでオールドレンズと呼ばれるレンズは買ったことも使ったこともありませんでした。
理由の一つは沼問題。これはやっぱり恐ろしいので手が出せません。
でもう一つがマニュアルフォーカス。もうこれに対するニガテ意識がハンパないんです。
そういう訳ででこれまで目を逸らしてきたオールドレンズですが、カメラをSONYのミラーレスに変えた事で事情が変わってきました。
ミラーレスにはマニュアルフォーカス時にピントが合ってる場所を色で教えてくれる「ピーキング」という機能が備わっていて、これがなかなか使えそうです。
そこで先日、初めてオールドレンズを買ってみました。
今回買ったのは最近流行りのヘリオス。その中でヘリオス44を買ってみました。30年くらい前のロシアレンズだそうです。
何世代があって、それぞれに亜種が出来て、訳の分からんほと種類があるようです。
こんな話になると、私は全く詳しくないのでウンチクはこの辺で。
さて何を撮ろうか。
「紫陽花とかいいんじゃね?」と友達に言われ、早速雨の中紫陽花を撮ってきました。
雨の中でのマニュアルフォーカスは、ピーキングがあるとはいえちょっと辛かったです、、、(^^;;
ヘリオスでは独特のボケが得られます。
グルグルと回転するようなボケが大変人気なんです。
そんな風にボケる理由は収差が原因なんですが、世代が新しくなるにつれレンズの性能も上がって来てグルグルボケは減っていくそうです。
なので買われる方は、出来るだけ世代の古いものを探したほうが良いそうです。
グルグルボケは厳密には常に起きています。
ただ絞りを絞ったり背景が分かり辛いと目立たなくなります。
今回の紫陽花は絞りも色々で撮ったので、グルグル目的ではありません。
ですが、多少ボケの部分がグルグル回っているのが分かると思います。
ピーキング頼りの私のマニュアルフォーカスレンズ。まだこれしか撮ってませんので今後色々使ってみたいと思います。
残る問題は「沼」問題です。こいつがまた厄介なんですよね〜、、、
※撮影機材
カメラ;SONY α7Ⅲ
レンズ;HELIOS-44-2 2/58 Sony NEX ロシアレンズ