2万件、3万件とも言われる今も京都に残る町家。その細い家屋からの光は現代的なライトアップではない、生活そのものの光でした。
今年で14回目を迎える京都・都ライト。上京区で行われる町家のライトアップイベントです。京都市内を中心とした大学生で組織された実行委員が地域の方々の協力のもと、毎年行っています。
上七軒、浄福寺通大黒町を主とした会場。ワークショップや演芸などのパフォーマンスも催される三日間は、夜の花街や西陣がしっとりとした空気に包まれます。
公式サイト → 都ライト
今年、数年ぶりでしたが仕事帰りに少し寄ってみました。その時の写真を少しですがご紹介します。
ちょうど楽器演奏のパフォーマンスが行われており、静かな京都の夜の空に、心地良く響いていました。
今回ご紹介出来たのはほんの少しですが、機会があればもっとしっかりと見に行きたいと思います。
ガイドブックに載ってない京都の町家のライトアップ。プロジェクションマッピングのような外側のライトアップではなく内側からの暖かい光。まるでタイムスリップしたかのように私たちの、知らないはずの記憶を呼び覚ましてくれるかのようです。
※撮影機材
カメラ;SONY α7Ⅲ
レンズ;SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA