世界遺産登録され昨年で十周年を迎えた、日本最大の銀山「石見銀山」。
石見銀山の麓にある銀山によって栄えた町、大森。かつては大勢の方がここで暮らし、豪商や武家屋敷が並ぶ一大都市を形成していました。
そして石見銀山は別名「大森銀山」とも呼ばれました。
今でもこの大森地区には当時の町並みが色濃く残り、面影を感じながら散策する事が出来ます。
ここで暮らしてた方達の生活が高度に保存されていて、まるで昨日まで暮らしてた人々が突然居なくなったように感じるほど、リアルに残されています。
中でも大森一の商家「熊谷家住宅」は必見です。
まるで迷路のように広い屋敷。様々な商売を手がけてきた資料、火災時のための地下蔵の設備などなど、見応えあるものばかり。
ここの管理運営団体「家の女たち」は石見のひとたちの生活、営み、季節のしつらえなどを広く伝える活動をされています。
ここ山陰地方は「石州瓦」という赤い瓦が多く使われ、車で行くと徐々に赤い屋根が目立つようになると「山陰に来たな」と実感します。この赤い瓦の色が、私はとっても好きなんですよね~。
この石州瓦については私が以前に運営していたブログでも触れています。良ければ一読くください。
まだまだマイナー感のある島根県ですが、日本の神さまツートップである出雲大社もあります。
行けば見どころの多い島根県。まだ足を向けたことのない方は、ぜひ機会を設けて一度行ってみませんか?
※撮影機材
カメラ;SONY α6000
レンズ;SONY Vario-Tessar T*E16-70mm F4 ZA OSS