愛媛県松山で行われているアートの大祭「道後オンセナート」に行って来ました。

 

愛媛県松山といえは日本三古湯のひとつ、「道後温泉」のあるところです。日本書紀、風土記などに登場する三古湯とはここ道後温泉と有馬温泉(兵庫県)、白浜温泉(和歌山県)の3つを指します。

かつて英語教師として赴任した夏目漱石が住み、友人の正岡子規や高浜虚子と連れ立って来ていた道後温泉本館。松山のシンボルとも呼べる本館には日本で唯一の皇室専用の浴室「又新殿(ゆうしんでん)」があります。
また道後温泉は古代、椿の樹が茂って温泉を取り囲んでいたと言われ椿は道後温泉を象徴する花となっています。

その道後温泉では、本館が改築120周年の大還暦を迎えたことを記念して「道後オンセナート2014」が開催されています。期間は2017年9月2日〜2019年2月28日と、18ヶ月間にも及ぶロングラン。温泉とアートの融合。長きに渡った開催期間も終わろうとする先日、ようやく足を運ぶことが出来ました。

 

「道後オンセナート2018」のコンセプトテーマ「アートにのぼせろ~温泉アートエンターテイメント~」。アート好きな私はどっぷりとアートに浸かり、ホッカホカにのぼせて来ました〜。

 

今回その作品の一部をご紹介します。

 
 

 
坊っちゃんたち

 
湯玉の気配:空気の人

 
Animal 2017-01-B2 (クマ)

 
豊かさ/土の星の人

 
つばき

 
Echoes 月光

 
道後温泉本館インスタレーション

 
アニマルハウス in 道後

 

最後はこれ。黒川紀章が設計した宿泊施設「道後舘」の一室で展開する作品「部屋本 坊ちゃん」私が一番見たかった作品です。小説「坊っちゃん」のテキストを一冊丸ごと部屋中に書き込んだ作品。まさに文字の洪水です。

 
部屋本 坊っちやん

 
 

アート作品は見てナンボ、感じてナンボ。余計な解説は要らないし私には出来ません。「アートはよく分からん」なんてよく聞きますが、そう、それでいいんです。見てみて「なんじゃこりゃ?」と感じる。よう分からんけどなんかオモロイ。それが私の現代アート。

今年は瀬戸内国際芸術祭2019、あいちトリエンナーレ2019、Reborn-Art Festival 2019、岡山芸術交流2019などなど名だたる芸術祭やトリエンナー、ビエンナーレが開催されます。
私の感性に刺さる「なんじゃこりゃ?」の出会に早くもワクワクしています!

 
 

道後オンセナート
http://dogoonsenart.com
 
 
 

※撮影機材
カメラ;SONY α7Ⅲ
レンズ;Tokina FíRIN 20mm F2 FE AF

 

写真素材のピクスタ

 

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