宮城県石巻エリアを舞台とした「REBORN-ART FESTIVAL 2019」に行ってきた

宮城県石巻エリアを舞台とした「REBORN-ART FESTIVAL 2019」に行ってきた

東日本大震災により甚大な被害を受けた地域の一つ、宮城県石巻。そこを中心としたアートの祭典が開かれているというので行ってきました。数々の刺激的な作品と、未だ残る震災の爪痕にいろんな思いが胸にこみ上げた日でした。

 

 

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により起きた大規模な地震災害。目を覆いたくなるようなあの映像は今なお目に焼き付き、福島の原発事故による深刻な事態は今も続いています。あの日、初めてテレビで知った時のことは今でもよく覚えています。

あれから8年。いつか現地に赴き、色んなものを感じ美味しいものを食べに行こうと思っていましたがやはり東北は遠い。なかなか機会が出来ませんでした。

そんな中2017年に被災地宮城県石巻と牡鹿半島を中心に「REBORN-ART FESTIVAL 2017」というアートの祭典が開かれました。次いで2018年には「TRANSIT! REBORN-ART」が開かれ、この二つをプレイベントとした本祭「REBORN-ART FESTIVAL 2019」が2019年8月3日(土)-9月29日(日)で開かれ、大好きなアートイベントの後押しもあってようやく宮城県を訪れることができました。

 

石巻へは仙台から車で約1時間。車窓からの景色にあの時の映像がフラッシュバックされます。穏やかな名取川は陸との高低差がほとんどなく、あふれる様子が容易に想像できます。この河口では1.000人近い方が亡くなったそうです。石巻に入ると、津波が押し寄せた時の水の高さを記す標識が所々にあり、見るたびに身体が震えます。行かないと分からないことだらけです。

 

 

石巻から牡鹿半島を進み、海沿いを走ると所々新しい堤防が作られていました。その高さは聞いていた通り陸からはまったく海が見えず、景観がどうこうというよりも全く様子が見えない事への不安感は相当なものと実感しました。これは怖いです…。なので堤防が建てられているのは主に反対する住民のいない所。これも聞いていた通りでした。それでも堤防が建てられているとこはまだマシで、至る所が工事中。いつ終わるとも知れないおびただしい数の工事現場を見てきました。

 

 

とはいえ悲観的な光景だけではなく人々が暮らしている方に目を向けると、よくぞここまで生活を戻しなと驚きとともに感心させられました。きっと、私なんかの想像をはるかに超える努力と何よりも気持ちでここまで来れたんだろうなと思いました。

いまだ手つかずのたくさんの場所、いつ終わるとも知れない工事、前を向く地域の方たちの暮らし。この対比は本当に見ておいて良かったと思います。

 
 

さて、そんな中開催された「REBORN-ART FESTIVAL 2019」。ここからはいくつかの作品をご紹介します。

 

 

 

 

私のブログで時々取り上げている通りアートイベントは本当に好きで、特にこうした大型のイベントは期間も長いことが多いので出来るだけ行こうと思っています。

 

 

 

 

こうした芸術、特に現代アートは興味のない方からよく聞くのが「よく分からない」ってもの。そうですね、私もそう思います。よく分からないどころかサッパリわかりません(笑)。その分からないものを「なんじゃこりゃ?」と思って観る。それが楽しいですよね~。

中でも絵や写真、映像などの二次元的なものではなく立体的な作品が私の好みです。構図がすでに決まっていて、完成されたものから感じる凄さや深み、インパクトも写真をやっている身としてはとても興味あるのですが、立体的な作品だとその構図も自分で探しながら鑑賞する。距離や角度、高さなどもちろん制限ある中ですが自分にとってしっくり来る見方を探すのが楽しい。で、結局「何じゃこりゃ?」となる。そんな立体的なインスタレーションが好きなんですよね~。

 

 

 
 

短い時間で、全体からするとごく限られたわずかな地域を見ただけですがそれでも色んな思いで過ごした石巻と牡鹿半島。言葉も出ずグッとくる想いで見た風景。そこを舞台とした「REBORN」を冠とした芸術祭。弾丸的に行ってきた石巻ですが本当に行って良かったです。景色も綺麗だし海も綺麗。ぜひまた赴いて、他の地域にも足を延ばし美味しいものをいっぱい食べてきたいと思います!

 
 
 

REBORN-ART FESTIVAL 2019
https://www.reborn-art-fes.jp/
会場:牡鹿半島、網地島、石巻市街地、松島湾ほか
会期:2019年8月3日(土)~9月29日(日)
入場料 一般=3,000円 高・専・大生=2,500円

 
 
 

※撮影機材
カメラ;SONY α6400
レンズ;SONY Vario-Tessar T*E16-70mm F4 ZA OSS

 
 
 

写真素材のピクスタ

 

 

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