夜の街の長時間露光で走る車のライトをレーザーのように写した写真、よく見ますよね。だいたいの方が一度はやってみたいアレですが、これってiPhoneでは出来ないの?の疑問にお答えします。
一眼レフやミラーレス、ちょっとしたコンパクトデジカメなんかで撮ることのできる車のライトなどのレーザービーム。簡単に撮影出来てしかも綺麗。こんな写真です。
まずはこういう写真の撮り方を簡単に説明してみます。
まず必要なのがカメラ。マニュアル設定出来てシャッター速度が数十秒間からバルブ設定の出来るものがいいです。
三脚必須。レリーズはあった方が良いですがセルフタイマー撮影で十分です。
今回の写真の撮影条件。
シャッター速度 30秒
絞り 22
ISO 50
ホワイトバランス 3000ケルビン
特に決まった設定はありませんが、長いシャッター速度がキモなのとキリッとした写真がカッコいいのでしっかりと絞ります。あとはそれらに合わせたISO。ND(減光)フィルターとかあればなお良しです。
今回の写真は意外に交通量が少なかったので数枚撮って比較明合成をしています。合成についてはホタルの撮り方の記事でも解説していますので良ければご覧ください。
さて本題です。こういった光の軌跡写真をiPhoneで撮ることは出来るのか。先に結論をいいます。
はい、出来ます!
では順に解説して行きます。
まず使うのは純正カメラアプリ。このカメラアプリにはiPhone6/6s以降だと「Live Photo」という機能が搭載されています。ご存知の方は多いと思いますが、これは写真の前後1.5秒間の動画と音声を記録し、計3秒間の動画が撮れるというものです。
カメラアプリを起動して上の真ん中、黄色い丸をタップし「Live」モードにします。
この状態で撮影しますが、長時間露光なので自撮り棒や三脚などでの固定は必須です。
撮影後、写真を開き上にスワイプするとエフェクト機能が顔を出します。
そのエフェクトの一番右に、「長時間露光」があるので選択。
するとこのように3秒間の長時間露光の写真が出来上がります。
さすがにこれだけでは足りないので、何枚か撮影して合成ます。今回は「Adobe Photoshop Mix」(無料)を使用しました。
後はPhotoshopやSnapseedのなどで整えて終了。
出来上がったのがこの写真。
いかがでしょうか。多少貧相ですが私はそれっぽく出来てると思うんですけどね〜。
交通量の少なさも写真に影響してるかとも思います。
あとお分かりかと思いますがバースト撮影ではダメですよ。
もう少し好条件で、もっともっといい写真が撮れそうに思いますのでこの記事をお読みいただいた皆さん、ぜひチャレンジしてみて下さいね〜!!
※撮影機材
カメラ;SONY α7Ⅲ
レンズ;Tokina FíRIN 20mm F2 FE AF
こんばんは!
スマホのカメラ機能がとても充実していて。
しかも画質も一昔前の下手なコンデジなんかより全然良い。
何より気軽にパシャパシャ撮れてしまうので、最近はもっぱらスマホばっかですね(汗)
コメントありがとうございます。
スマートフォンの画質って本当に侮れないですよね〜。個人的にはiPhoneが好きで、記事もiPhone寄りなんですが。
最近はスマホばっか。分かります〜(^o^)