オールドレンズのヘリオス44の無限遠問題、こんな感じで解決しちゃいました。

 

ガ〜ン・・・新しく買ったNEEWER製のマウントアダプター950円。早速装着したもののやっぱり無限遠が取れませんでした、、、。

オールドレンズ、ヘリオス44のピントが合わない?無限遠問題とは?

なんでやねんっ!て思いながら新旧見比べてみてもほぼ同じサイズ。フランジバックも同じです。
もちろん2つとも不良品の可能性もありますが、ここはやはりレンズ側に原因があると見るべきです。

レンズの分解も興味は無くはないのですが、専用の道具も要るみたいだし、その道具がそこそこのお値段。もう一個ヘリオスちゃん買えそうです。

そこで、もう一手だけ試してみる事にしました。

現在の状態はこれ。写真はピントリングを無限側に止まるまで回した状態で、レンズのリア側がニョキっと出ています。要はこれが出足りない状態です。

 

 

でアダプターを見るとこんな風にねじ込む部分のアルミが外れます。

 

 

オールドレンズの多くがこうしたねじ込み式で、アダプターにレンズをねじ込み、カメラに装着する形となります。

 

 

そこで、このアルミのパーツを少し薄くすればねじ込んだ際にレンズがアダプターに深く入り込み、結果としてフランジバックが短くなり状況が好転するんじゃないか、と考えました。

 

 

早速金属用の紙ヤスリを買ってきてゴシゴシ、ゴシゴシ・・・。
全くの目分量で削っていき、1ミリくらい削れた後綺麗にして試してみることに

 

 

ヘリオスちゃんをアダプターに付けα7Ⅲ装着し、となりの神社に持っていきました。
恐るおそるピント合わせると、、、バッチリです!

 

 

等倍表示にしてみました。

 

いやぁ~気持ちのいいくらいバチピン来ています。

実際には無限遠を越えて少し行き過ぎた所で止まります。これをオーバーインフといいます。詳細は割愛しますが多くのレンズに備わる仕様です。その理由を考えれば私には必要ないのですが、まぁいいでしょう。

というわけでヘリオスちゃんの無限遠問題、無事解決です(^^)!!

 

 

※撮影機材
カメラ;SONY α7Ⅲ
レンズ;HELIOS-44-2 2/58 Sony NEX ロシアレンズ

写真素材のピクスタ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください