「ホタルの撮影って難しそう」
「上手く撮れない」

なんて話を時々聞きます。なぜ「難しい」「上手く撮れない」と感じるんでしょうか。
私が思うに、一つは先入観。暗いから難しいと思い込んでいるパターン。もう一つは、実際撮ってみて何も写らなかったという体験談。この辺りじゃなかろうかと。

て事で今回の記事では「ホタルの撮り方」を少しお話ししたいと思います。
とはいえ私見と我流です。詳しい方からはご意見ご指摘あろうかと思いますが、出来れば優しく教えてください(^^)

では始めます。

まずホタル撮影での絶対条件は、

  • 三脚固定
  • 露出はマニュアル
  • 長時間露光

です。
で、まずは必要なものから。

  • カメラ >>> フルサイズなどの高感度に強いカメラが有利です。マニュアル露出ができること。
  • レンズ >>> 可能な限り明るいものを。出来ればF値が「1」代。1.4とか1.8とか。2.8以上暗いとISO上げるので高感度性能が問われます。
  • レリーズ >>> レリーズとはカメラに繋げるリモコンです。一般的には有線。押したシャッターを押しっぱなしに出来るロック機能があれば最強。無くても何とかなりますが有れば相当楽。
  • 三脚 >>> 必須です。出来ればしっかりしたものが良いですが、お持ちの物が多少貧弱でも重りを吊るすとかで安定感上げられます。
  • 出来れば養生テープ。ピントはマニュアルで固定。ふとした時に動かないようテープで止めると安心。

最低限の道具としては以上です。その他便利グッズは今回省略。

 

これらを持って現場に出かけるわけですがその前に大事な話を。

冒頭の「何も写らない」ですが、何も写らないということは単純に「写るだけの光がカメラに届いていない」てこと。シンプルにそれだけです。

じゃぁどうやって光の量を増やすか。
結論言うと「ISOを上げる」のと「F値を下げる」です。ホタル撮影でこの目的でシャッター速度を長くするのは無意味です。
F値解放だとするとISOを写るまで上げ続けるしかありません。
なので、高感度に強いカメラと明るいレンズが有利なんです。

では実際、どんな設定で撮ったらいいの?

そんな話を次のブログで解説します。

 

大阪のヒメボタル

 

 

 

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